【アールエスティーピー】

RSTP(高速スパニングツリー) とは?

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💡 ループを防ぎながら、使える経路への切り替えを速める

スイッチでつないだLANのループを防ぐSTPの改良版。ポートの役割とスイッチ間の確認を使い、条件が整えば経路変更後の通信再開を速める。

📌 このページのポイント
RSTP:代替の経路へ切り替える ① 通常時:ループを作らない Root SW A SW B Bの代替ポート:Discarding ② RootとBの間の接続が切断 Root SW A SW B Bの代替ポート → Root役割・転送へ 緑:通常データを転送する経路 切り替え時間は検出方法や設定による
同じ経路コストなどの条件で、BがRootへ直接つながる経路を使っている模式例。通常時はA側につながるBの代替ポートがデータを破棄し、ループを防ぐ。接続断を検出後、そのポートを新しいRootポートとして使う。1〜2秒などの復旧時間を保証する図ではない。
ひよこ ひよこ
スパニングツリーって聞いたことあるけど、RSTPって何が違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
どちらもスイッチ間のループを防ぐよ。従来のSTPは転送開始までタイマーで待つ場面がある。RSTPはスイッチ間で安全に転送できることを確認したり、代替ポートへ切り替えたりして、通信再開を速めるんだ。IEEE 802.1wとして標準化されたよ。
ひよこ ひよこ
それなら、必ず1〜2秒で復旧するの?
ペンギン先生 ペンギン先生
時間は固定ではないよ。ケーブルの切断を直接検出する場合と、制御情報のBPDUが届かなくなるのを待つ場合では違う。高速な遷移にはポイントツーポイント接続やエッジポートの適切な扱いも関係するし、従来のSTPと混在するとタイマー待ちが残ることもあるんだ。
ひよこ ひよこ
ポートの状態と役割は、どう違うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
状態はDiscarding(通常のデータを転送せず、MACアドレスも学習しない)、Learning(学習するが転送しない)、Forwarding(学習・転送する)の3つ。役割はルートへ向かうRoot、各区間のDesignated、別経路のAlternate、同じ区間への予備のBackupなど。AlternateとBackupは同じ意味ではないんだ。
ひよこ ひよこ
MSTPとはどういう関係なの?
ペンギン先生 ペンギン先生
MSTPはRSTPの仕組みを使い、複数のVLANをスパニングツリーのインスタンスへまとめて割り当てるよ。すべてのVLANに必ず別々のツリーを作るという意味ではない。どのVLANをどのインスタンスへ対応させるかも設定の一部なんだ。
ひよこ ひよこ
高速なら、障害が起きても利用者は気づかない?
ペンギン先生 ペンギン先生
短い中断でも、通話や通信中の処理に影響することはあるよ。RSTPは復旧を速める仕組みだけれど、無停止の保証ではない。ネットワークの接続、設定、障害の種類に合わせて切り替えを確認することが大切だね。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「RSTP」って出てきたら「ループ防止+高速障害復旧」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Rapid Spanning Tree Protocol」 = 高速スパニングツリープロトコル
💬 Rapid(高速な)+ Spanning Tree(張り巡らせた木)+ Protocol(規約)を組み合わせた名前。ネットワークを「木の枝」のような非循環構造に保つことが語源だよ。

参考資料

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