【えすえすえるぶいぴーえぬ】

SSL-VPN とは?

最終更新:
💡 社外から、使ってよい社内リソースへつなぐ入口

SSL-VPNは、TLSを使って社外から組織のリソースへアクセスするVPNの呼び名です。ブラウザのポータル型と専用クライアントのトンネル型、認証・更新・製品の対応条件を説明します。

📌 このページのポイント
社外から使う2つの入口ブラウザのポータル型許可されたWebアプリなどクライアントのトンネル型対応するアプリと通信の範囲暗号化は安全なTLSで認証 + 更新 + 必要なアクセス権使える方式は製品・版で確認
2つの方式の比較。アクセスできる範囲は、製品の対応と利用者の権限によって異なります。
ひよこ ひよこ
ブラウザがあれば、社内の全部に入れるの?
ペンギン先生 ペンギン先生
ポータル型では、認証したブラウザから許可されたWebアプリなどを使うよ。使えるリソースは製品や設定による。社内ネットワーク全体へ自由に入れるわけではなく、利用者に必要な範囲だけ許可することが大切なんだ。
ひよこ ひよこ
普通のアプリの通信も使える?
ペンギン先生 ペンギン先生
トンネル型では専用クライアントなどを使い、対応するアプリの通信をVPNへ通す方式があるよ。ブラウザだけで使う方式と区別しよう。対象の通信、端末の対応、経路の設定は製品によって違う。IPsec VPNも、必ずすべての通信を通すという意味ではないね。
ひよこ ひよこ
名前にSSLとあるから、SSLを使うの?
ペンギン先生 ペンギン先生
名前が残っているけれど、古いSSLを使う説明は適切ではないよ。IETFのRFC 7568はSSL 3.0の使用を禁止している。実際のサービスではTLSの対応と安全な設定を確認する。暗号化の名前だけで、その製品が安全だと判断はできないんだ。
ひよこ ひよこ
暗号化していれば、更新は後回しでもいい?
ペンギン先生 ペンギン先生
VPN機器やクライアントに弱点があれば、暗号化だけでは守れないよ。CISAもVPNなどの更新と多要素認証を勧めている。使う人の認証、アクセス権、端末の状態、ログの確認を組み合わせ、外部に公開する入口を管理しよう。
ひよこ ひよこ
どの製品でも、同じ方式を使い続けられる?
ペンギン先生 ペンギン先生
製品とバージョンの案内を確認しよう。たとえばFortinetはFortiOS 7.6.3からSSL-VPNのトンネルモードを削除する変更を案内している。ブラウザ型の扱いや機種の条件も別にあるので、すべての製品が同じように対応するとは言えない。移行時は接続方式と利用できるアプリを実際に確かめよう。
ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「SSL-VPN」って出てきたら「TLSを使って社外から組織のリソースへ接続するVPN」と思えばだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「SSL Virtual Private Network」 = SSL方式の仮想プライベートネットワーク
💬 昔からの呼び名が残っているよ。現在の接続で古いSSLを使ってよい、という意味ではないんだ。

参考資料

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