【だぶりゅーえすじぇいえふ】

WSJF(加重最短ジョブファースト) とは?

💡 「急ぎで価値が高くて小さいもの」から片づけるのが最適解!を数式にした手法
📌 このページのポイント
WSJF — 重み付き最短ジョブ優先 WSJF = CoD(遅延コスト)÷ ジョブサイズ CoD = ビジネス価値 + 時間制約 + リスク削減・機会創出 ビジネス価値 ユーザーへの価値 User-Business Value + 時間制約 締切の緊急度 Time Criticality + リスク削減/機会 リスク低減と新機会 RR/OE Value 例: 機能AとBの比較 A: CoD=15, Size=5 → WSJF=3 B: CoD=20, Size=2 → WSJF=10 WSJFが高い方を先にやる → 遅延コスト最小化
WSJF — 遅延コストとジョブサイズで優先度を決める
ひよこ ひよこ

バックログの優先順位ってどうやって決めるの?偉い人の一声?

ペンギン先生 ペンギン先生

それだと属人的になっちゃうよね。WSJFは「遅延コスト÷ジョブサイズ」という計算式で数値化するんだ。数値が高いものから順に着手すれば、チーム全体のROIが最大化されるよ。

ひよこ ひよこ

遅延コストって何?

ペンギン先生 ペンギン先生

「この機能の実装が1週間遅れたら、どのくらい損する?」ってことだよ。具体的には「ユーザー価値」「時間的重要性」「リスク低減・機会実現の価値」の3つを合計する。期間限定セール機能なら時間的重要性がすごく高くなるね。

ひよこ ひよこ

ジョブサイズはストーリーポイントで測るの?

ペンギン先生 ペンギン先生

そうだね、ストーリーポイントやTシャツサイズで見積もることが多い。ポイントは、WSJFでは絶対値より相対比較を使うこと。一番小さいジョブを「1」として、他を相対的に見積もるんだ。遅延コストも同じように相対値で出すよ。

ひよこ ひよこ

具体例で教えてほしいな!

ペンギン先生 ペンギン先生

例えば機能Aが遅延コスト13でサイズ5、機能Bが遅延コスト8でサイズ2だとする。A=13÷5=2.6、B=8÷2=4.0。Bのほうが値が大きいから先にやるべき、となる。直感では大きいAを先にやりたくなるけど、小さいBを先に出すほうが全体最適なんだ。

ひよこ ひよこ

みんな納得してくれる?

ペンギン先生 ペンギン先生

数値で議論できるのがWSJFの強みだよ。「なぜこの機能が先なのか」を感情ではなく数式で説明できる。ただし、遅延コスト見積もりにはステークホルダー全員の認識合わせが必要で、PI Planningで一緒に見積もるのがベストプラクティスだね。

ひよこ ひよこ

WSJFを使うときの注意点はある?

ペンギン先生 ペンギン先生

「数字が出たら絶対」とは思わないこと。WSJFはあくまで意思決定の補助ツールで、戦略的に重要だけど数値化しにくい案件もある。あと、定期的に再計算しないと古い見積もりで間違った優先順位になるから、PI Planningごとに更新するのがコツだよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「WSJF」って出てきたら「遅延コスト÷作業サイズで優先順位を決める手法」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Weighted Shortest Job First」 = 加重最短ジョブファースト
💬 経済学のジョブスケジューリング理論がベースで、ドン・ライネルツェンがソフトウェア開発に適用したよ
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