UDPマルチキャストって普通のUDPと何が違うの?
送り先が違うんだよ。普通のUDPは特定の1台(ユニキャスト)に送るけど、UDPマルチキャストはマルチキャストグループアドレスに送ることで、そのグループに参加している複数の受信者に同時に届けられるんだ。
何に使われるの?
ライブストリーミングや株価のリアルタイム配信、IoTセンサーデータの一斉収集などに使われるよ。同じデータを何千台にも送る場合、ユニキャストを繰り返すより帯域幅を大幅に節約できるんだ。
パケットが届かなかったらどうするの?
UDPベースなので再送しないんだよ。ライブ動画の場合は多少コマ落ちしても再生を続ける方が重要だから、多少の欠損は許容する設計になっているんだ。信頼性よりリアルタイム性を優先する用途に向いているよ。
どのIPアドレスを使うの?
224.0.0.0〜239.255.255.255のマルチキャストアドレス範囲を使うんだよ。受信したいホストはIGMPというプロトコルを使ってルータに「このグループに参加します」と通知して、そのグループ宛てのパケットだけを受け取るんだ。
インターネット全体でも使えるの?
実はインターネット全体(グローバルIP)でのマルチキャストはほとんど普及していないんだよ。企業内LAN(イントラネット)やISP網の中では活用されているけど、グローバルなマルチキャストルーティングは設定が複雑でサポートが限られているんだ。CDNやアプリレベルの配信が代替として使われることが多いよ。