【こうすう】

工数(人月・人日) とは?

💡 何人で何日かかる?を数字にする魔法の単位
📌 このページのポイント
人時(マンアワー)の計算 作業者数 3人 × 作業時間 8時間 工数 24人時 同じ24人時でも組み合わせは様々 1人 × 24時間 = 24人時 3人 × 8時間 = 24人時 6人 × 4時間 = 24人時
人時(マンアワー)のイメージ
ひよこ ひよこ

先輩が「この機能は3人月かかる」って言ってたけど、3か月かかるってこと?

ペンギン先生 ペンギン先生

1人でやれば3か月かかるという意味だよ。3人で分担すれば理論上は1か月で終わる計算になるんだけど、実際はコミュニケーションコストもあるからそう単純にはいかないんだよね。

ひよこ ひよこ

じゃあ工数の見積もりってどうやるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

過去の似たプロジェクトの実績を参考にしたり、作業を細かく分解して一つずつ見積もったりするんだよ。経験がものを言う部分も多いから、最初はベテランの見積もりを参考にするといいね。

ひよこ ひよこ

工数が足りなくなったらどうするの?

ペンギン先生 ペンギン先生

人を追加するか、スケジュールを延ばすか、機能を減らすかの選択になるんだよ。ただ、途中から人を追加しても教育コストがかかるから、かえって遅くなることもある。これは「ブルックスの法則」として有名だね。

ひよこ ひよこ

人月の神話」って本があるって聞いたけど、何のこと?

ペンギン先生 ペンギン先生

フレデリック・ブルックスが1975年に書いた名著で、「遅れているプロジェクトに人を追加すると、さらに遅れる」というブルックスの法則を提唱したんだ。新メンバーへの教育コスト、コミュニケーション経路の増加(n人なら n(n-1)/2 本)で、単純に人を増やしても工数は比例しないことを示した画期的な本だよ

ひよこ ひよこ

工数の単位って「人月」以外にもあるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

人日(1人が1日で行う作業量)、人時(1人が1時間で行う作業量)、ストーリーポイント(アジャイルでの相対的な見積もり単位)があるよ。アジャイル開発では「このタスクは何人月?」より「このストーリーは何ポイント?」と聞く方が一般的。ポイントは時間ではなく複雑さや不確実性を表すから、個人の能力差に左右されにくいのが利点なんだ

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
「工数」って出てきたら「この作業に何人で何日かかるかを表す単位」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Man-hours」 = 人時、作業工数
💬 Manは「人」、Hoursは「時間」で、人と時間を掛け合わせた作業量の単位。日本のIT業界では人月(にんげつ)という単位が特に広く使われている。
← 用語集にもどる