【らでぃうすさーば】

RADIUSサーバ とは?

💡 ネットワーク機器の認証を一元管理する「ネットワーク認証の門番」
📌 このページのポイント
RADIUSサーバー — 認証の流れ クライアント ID/パスワード を入力 認証要求 NAS アクセスサーバー (Wi-Fi AP等) RADIUS中継 転送 RADIUS サーバー 認証(Authentication) 認可(Authorization) Accept / Reject 応答 Authentication 本人確認 Authorization 権限付与 Accounting 利用記録 ネットワーク認証をRADIUSサーバーに集約管理
RADIUSサーバーの認証フロー
ひよこ ひよこ

RADIUSサーバって何?

ペンギン先生 ペンギン先生

ネットワーク機器(Wi-FiアクセスポイントVPNルーター)の認証を一元管理するサーバ。「このユーザーは接続していい?」「どんな権限?」「いつからいつまで接続した?」という認証・認可・ログ記録(AAA)を担当する。

ひよこ ひよこ

企業Wi-Fiでどう使うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

WPA2-Enterprise(802.1X認証)の構成で使う。社員が個人のID・パスワードでWi-Fiに接続すると、アクセスポイントがRADIUSサーバに「この人を認証して」と問い合わせる。RADIUSはAD/LDAPと連携して認証し、OKならアクセスを許可する。全社員が同じパスワードを共有しないので退職者の無効化が簡単。

ひよこ ひよこ

VPNでも使うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

そう。VPN機器がRADIUSを使って接続ユーザーを認証するケースが多い。ユーザーがVPNに接続するとき、RADIUSが認証してどこまでアクセスしていいか(認可)も制御できる。

ひよこ ひよこ

RADIUSって古い技術なの?

ペンギン先生 ペンギン先生

1991年に登場した技術だけど、今も現役で広く使われているよ。ただし通信の暗号化が弱い点が課題で、後継としてDiameterプロトコルが策定されている。モバイル通信のLTE/5Gの認証基盤ではDiameterが使われているんだ。

ひよこ ひよこ

自分でRADIUSサーバを立てることってあるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

中小企業でWPA2-Enterprise環境を構築する場合にはあるよ。FreeRADIUSというオープンソースのRADIUSサーバが定番で、RaspberryPiでも動かせるくらい軽量なんだ。ただしクラウド時代ではOktaやAzure ADのようなIDaaSが認証を担うケースが増えていて、オンプレのRADIUSサーバを自前で運用する企業は減りつつあるよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
RADIUSサーバって出てきたら「ネットワーク機器の認証・認可・課金(AAA)を一元管理するサーバ、企業Wi-Fi認証の基盤」と思えばOK!
📖 おまけ:英語の意味
「RADIUS / Remote Authentication Dial-In User Service」 = リモート認証ダイアルインユーザーサービス
💬 1991年にLivingstonが開発し、ISP(インターネットプロバイダ)のダイアルアップ認証に使われた。1997年にIETFがRFC 2138として標準化。現在は有線・無線LAN認証にも広く使われる
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