【ストレージかそうか】

ストレージ仮想化 とは?

💡 バラバラのディスクを一つの巨大な棚にまとめる魔法の整理術
📌 このページのポイント
ストレージ仮想化の仕組み サーバー(アプリケーション) サーバーA サーバーB サーバーC 仮想化レイヤー(ストレージプール) 物理ストレージ HDD 1 500GB SSD 1 1TB SSD 2 1TB クラウド 可変 サーバーからは1つの大きなプール(2.5TB+)に見える
ストレージ仮想化:物理ストレージを統合して一つのプールとして提供
ひよこ ひよこ

ストレージ仮想化って普通のストレージと何が違うの?

ペンギン先生 ペンギン先生

普通はサーバーストレージが1対1で紐づいているよね。ストレージ仮想化は、複数のディスクやストレージ装置を「仮想化レイヤー」で束ねて、一つの大きなプールのように見せる技術だよ。図書館でいうと、各部屋にバラバラに置かれていた本棚を統合カタログで一元管理するようなイメージだね。

ひよこ ひよこ

まとめると何がうれしいの?

ペンギン先生 ペンギン先生

まず容量の管理が楽になるよ。サーバーAのストレージが足りなくなっても、プール全体に空きがあれば柔軟に割り当てられる。物理ディスクの追加や交換もサーバー側に影響を与えずにできるから、メンテナンスのダウンタイムも減らせるんだ。

ひよこ ひよこ

シンプロビジョニングっていうのは何なの?

ペンギン先生 ペンギン先生

「見かけ上は100GBを割り当てるけど、実際にデータが書き込まれた分だけ物理容量を消費する」という仕組みだよ。たとえば10台のサーバーにそれぞれ100GBずつ見せても、実際に使っているのが各20GBなら合計200GBの物理ディスクで足りる。ストレージ仮想化があるからこそ実現できる機能だね。

ひよこ ひよこ

どんな方式があるの?

ペンギン先生 ペンギン先生

大きく分けて3つあるよ。SANベースはブロックストレージをFC(ファイバーチャネル)やiSCSIで束ねる方式。NASベースはファイルストレージを統合する方式。そしてソフトウェア定義ストレージ(SDS)は専用ハードに依存せず汎用サーバーのディスクをソフトウェア仮想化する方式で、最近のクラウド環境ではこれが主流になりつつあるよ。

ひよこ ひよこ

クラウドストレージもこの技術を使っているの?

ペンギン先生 ペンギン先生

まさにそうだよ。AWSのEBSやAzure Managed Disksの裏側ではストレージ仮想化が動いていて、ユーザーは物理ディスクの場所やRAID構成を一切気にせずに使えるよね。オンプレミスでもVMwareのvSANやNetAppのONTAPといった製品がストレージ仮想化を提供しているよ。

ひよこ ひよこ

デメリットはないの?

ペンギン先生 ペンギン先生

仮想化レイヤーを挟む分、わずかなオーバーヘッド(性能低下)が発生する可能性はあるよ。また仮想化レイヤー自体が単一障害点にならないよう冗長化が必要だね。とはいえ現代のストレージ仮想化製品は性能も信頼性もかなり高いから、大規模環境では導入しない方がリスクが高いくらいだよ。

ペンギン
まとめ:ざっくりこれだけ覚えればOK!
ストレージ仮想化」って出てきたら「バラバラのディスクを一つにまとめて柔軟に使える技術」と思えればだいたいOK!
📖 おまけ:英語の意味
「Storage Virtualization」 = ストレージ仮想化
💬 サーバー仮想化と同じ発想をストレージに適用したもので、物理と論理を分離するのがポイントだよ
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